デザインやビジネスに役立つ情報を三宅デザインオフィス台北のスタッフが発信します。

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良いデザインを作るには <営業とデザイナーのコミュニケーションについて>

良いデザインを作るには <営業とデザイナーのコミュニケーションについて>

1.良いデザインを作るには <営業とデザイナーのコミュニケーション>

台北、三宅デザインの三宅健司です。
今回は、営業とデザイナーのコミュニケーションについてです。

営業とデザイナーが新しい仕事の打ち合わせをしています。時間をかけて、営業がクライアントの要望を伝えます。そして数日後、その要望を元にデザイナーがその印刷物やWEBをカタチにして、まず社内で提案します。

そんな際によく見かけるのが、出来上がったらラフ案を営業が見て、
「えっ、こんなイメージじゃないでしょ?」
「私の想像してたイメージと違う」なんてデザイナーにクレームを出してる光景です。
「これじゃあお客さんに見せられない、作り直して!」
営業は少し怒っています。

デザイナーも機嫌が悪くなっています。デザイナー側から見れば、こんな時間をかけて残業もして、「苦労してあなたの言う通り作ったのよ」とおもうはずです。

営業からすれば、なんで、色々説明したのに、わかってくれないの?このデザイナーってセンスなさすぎじゃないの?って感じるでしょう。

でもこれは、どちらが悪いというより、お互いのコミュニケーションに問題がある場合がほとんどです。要はコミュニケーション不足です。しかもコミニケーションのとり方、説明の仕方、あるいは聞き方が間違ってるのです。

例えば営業が、今回提案したい方向性は、

  • スマートに
  • スタイリッシュに
  • グローバルなイメージでかっこよく

と伝えたとします。それでは伝わりませんよね。誰がイメージするかっこよさなのか?そもそも「かっこいい」とか「スマート」とかって具体的にどんなデザインや配色なんでしょう?人それぞれによって違うのが当たり前です。そんな曖昧な単語だけで、ビジュアルの方向性を決めようなんて、絶対無理があります。これは営業側とデザイナー側のイメージのすり合わせがちゃんと行われてないことから起こる、ミスコミニケーションです。

では、どうやって解決するのが正解でしょう?

2.考えられる解決法

簡単で良いので、必ず、手描きでサムネイルを作る。

* 時間をかけずに、できるだけ多くのサムネールを方向性も少し広めにしてそれほど丁寧でなくて良いから、いろいろなアイデアを出しましょう。

ムードボードの作成。

* ピンタレストやグーグル画像検索で、いくらでも様々なイメージのビジュアルを検索できます。それらから、今回の案件に似ているビジュアルをどんどんコピーして集めて、プリントします。少し幅広めに集めるのが良いかと思います。こうして集めたビジュアルを「ムードボード」と言います。言葉だけではなかなかイメージを共有できなかったりしますが、具体的に同じビジュアルを見ながら討論することで、イメージのずれを軽減できます。

手描きサムネールや、「ムードボード」を見ながら営業側とデザイナー側が、イメージを共有すべく、「うーん、これ近いかもね、これはちょっと違うね」「配色はこんな感じだね、」みたいな打ち合わせをすれば、まずは、両者でおおよその方向性が決まってくるのではないでしょうか?

仕事内容によりますが、三宅デザインでは、こういった方法を基本的に行っていますし、お客さんも交えて、手描きのラフとムードボード的なものを同時に何種か見せて、方向性を確認した上で、正式なラフを提案することも多いです。

面倒だなとか、時間がかかるなとか、感じる初心者もいるかも知れませんが、結局、こういったプロセスを経ることで、時間を無駄にすることなく、より完成度の高いデザインが提案できるのです。

私たち三宅デザインは、日本と台湾で培った経験を元に、平面デザイン、ウェブデザインを通して、クライアントの悩みを解決しています。どうぞご相談ください。

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記事を書いた人

MIYAKE KENJI 三宅デザイン代表、デザイナー。

個人ブログ◆三宅健司の音楽日記 (ja)

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