台北と渋谷の未来(修正版)

4月初旬にセブ島から台北に戻って来て、
それほど、環境の変化を感じなかったのは、
似たような気候と、街並みのせいでしょうか。

台北市にはデパートが数えきれないほどありますが、
道路は相変わらずでこぼこしていて歩き難い。
街も清潔とは言えません。

その一週間後に東京へ帰って、久しぶりに渋谷へ
行ったのですが、そのとき、はじめて、ああ、きれいな
場所へ来た、違う場所へ来たと感じました。

しかも以前は、渋谷は、私の中では、あまり良い
印象がなかったのですが、開発がどんどん進んで、
別の街に変わりつつあります。特に渋谷の南口。

南口のショッピングビル。
段ボールでできたテーブルと椅子

同じく渋谷南口のビル。
Googleのオフィスが入っていました。

渋谷を歩いている若者はとてもおしゃれ。
男性は薄化粧をしている人もいて、人から
見られるのを意識している。

街全体がキラキラして見えました。
(東急の戦略にまんまとはまってしまいました)
そして外国人が多かったです。

今回は渋谷のホテルに泊まったので、
ホテルにいちばん近い美容院でシャンプー・ブロー
をしてもらいました。3,000円。

スタッフは全員ブロンドヘアー。
お客様も、ブロンドヘアーの人が多いそうです。
お店全体を明るくしたいから、スタッフも“ブロンド”。

そこへ私のような、黒い服を着た、年配の女性が
迷い混んでしまいました。完全に場違い。
でも、とても親切でしたよ。

お寿司を食べている西洋人

しぶちかのお惣菜売り場はまだありました。
そこでお弁当やお惣菜を買って、その場で食べ
られるようになっていました。

夜行くと、今でもお弁当等が安くなっています。

ホテルのチェックアウトのとき、衝撃的な
ものを見てしまいました。

フランス人一家が鳥居を抱えています。
フランスの家に飾るのだそうです。
私には分からない感覚です。
これ、どこで、売っているのでしょう!


いろいろ渋谷の感想を書きましたが、台北が
将来渋谷のようになるかというと、よく分かり
ません。若者のエネルギーが何か違うのは確か
ですが。街の再開発に携わる東急に代わるようなものが
あるのでしょうか。例えば誠品書店、文創園區等。
街作りにどのくらい関わっているのか?そして、
それはあった方が良いのか?自然発生的なものの
方が面白いのか。

お金がなくても楽しく生活したい、
そんな考えの台湾人、まだまだ少ないですか?
本や人や外国から知識を吸収して、自分の
知性を磨いてゆきたい、そんな若者はたくさん
いますか?お金が最優先ですか?
とにかく起業したいですか?
大企業に入りたいですか?苦労はしたくないですか?
美白、整形、高級ブランドより、大切なものが
あるのを知っていますか?(←余計はお世話ですか?)

渋谷のライブハウス前で列を作っている日本の若者を
眺めながら、しばし台湾の若者の事を考えてしまいました。
(私も若いころは恰好をつけて少し尖っていたから、
変わったライブに行っていました…遠い目)

あ、私はお金が最優先ですよ~~


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台北と渋谷の未来(修正版)」への2件のフィードバック

  1. 鳥居
    浅草の仏壇通りの神仏店で売ってましたよ
    Amazonでもありますよ
    アーメン!

  2. かいさん
    浅草の仏壇通りで売っているんですね。
    あそこなら、何でもありそう。
    Amzonで見てみたら、質の良さそうなものは、
    お高いですね!!

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